今回紹介するのは『匂わせ女～マーキングし合う女たち～』の1巻です。
SNSでのマーキング行為に悩まされる主人公。
はたして相手の目的は？ そして意外な正体とは？
謎が明らかになっていく過程が面白い漫画です。
※この記事にはネタバレがあります！
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匂わせ女～マーキングし合う女たち～1巻 あらすじ
靴店で働く相沢由美（あいざわゆみ）は、先月結婚したばかり。
ある日、必ず一度は買った靴を返品しに来る女性客から、SNSでマーキング行為をされていることを知ります。
そんな中、しばらく夫・拓海（たくみ）の実家で、義母と同居することになってしまった由美。
義実家の隣の家には、なんとあの女性客が住んでいました。
匂わせ女～マーキングし合う女たち～1巻【ネタバレあり】感想
謎の女性客
いつも笑顔で完璧な接客をしている由美。
ところが、謎の女性客には頭を悩ませている様子です。
その女性客は、月に一度は必ず来店して、けれど買った靴を一度は必ず『合わない』と返品しに来る謎の行動を取っています。
なんか靴以外の来店目的がある気がしてならない……。
けれど、特に嫌味を言うわけでもなく、激しくクレームを入れるわけでもない。
それどころか、結婚して間もない由美に対して「おめでとう」と言ってくれるような人です。
他の店員には怖がられているようですが、はたして彼女の正体は一体……。
履きやすい靴
夫の拓海はいわゆるハイスぺ系で、一見すると周囲がうらやむような結婚です。
しかし、それは見た目だけ。実際は夫に逆らえず、笑顔で良い妻を演じているだけでした。
なので、拓海の「しばらく実家でおふくろと同居したい」という願いも、笑顔で聞き入れてしまいます。
えぇぇぇ、先月結婚したばっかりなのに、もう義母と同居⁉
そこは普通に断るなり渋るなりしても許されると思うんだけどなぁ……。
自分のことを「（拓海にとっての）履きやすい靴」と表現するあたり、なんというか由美には主体性（？）が欠如しているようです。
「自分はこうしたい」「自分はこれがいい」みたいなのがないというか、自分を押し込めているというか……。
「頑張って笑うんだ！」
本当は「こうしたい」「こうしてほしい」っていう気持ちがあるはずなのに、なぜか笑顔でふたをして、奥底にしまい込んでしまう由美。
謎の女性客にSNSでマーキングされていると知っても、笑顔で困惑するだけでした。
マーキング行為をされる心当たりがない由美に、同僚は「すべて順調って感じがね」と何か言いたげです。
この同僚たちの態度がちょっと腹立つんだよなぁ。
なおも「頑張って」笑おうとする由美。
しかし義実家での生活は、なんとあの女性客が隣人だったという事実が発覚するところからスタートします。
どうやら女性客は拓海と何か関係があったようですが、はたして？
まとめ
最初から由美が目的で来店していたようですが、はたして彼女を付け狙う理由は何なのでしょうか？
しかし女性客と拓海のウエディングフォトが存在しているというのが謎ですね。
仮に写真が合成じゃないなら、拓海は初婚じゃなかったことになりますが、そんなこと言ってなかったっぽいしなぁ。
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→ 匂わせ女～マーキングし合う女たち～2巻【ネタバレあり】感想 笑顔を武器に
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