今回紹介するのは『箱庭夫婦～私たちはただ愛したかっただけ～』の9巻（最終回）です。
ついに復讐を遂げ、離婚をして自由になった麻衣子。
彼女は箱庭の家から出て、新しい人生を歩んでいきます。
※この記事にはネタバレがあります！
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箱庭夫婦～私たちはただ愛したかっただけ～9巻（最終回）あらすじ
離婚してからも家に居座り続ける洋に、麻衣子は食べ物を買ってきてあげていました。
失業し、太って酒浸りになっている洋は、両親からも絶縁され、居場所がないのです。
麻衣子は、出て行かないと警察に通報すると言います。
一方、まだ離婚していない浩之は、子育てインフルエンサーとして人気が出つつありました。
そんな中、またも洋と美羽は醜く言い争い、ついには警察沙汰になってしまいます。
これで父親でも親権が取れそうだということになり、離婚へ向かって歩み出した浩之。
実はこっそり家を売っていた麻衣子は、また稼いで豪邸を建てると言います。
壊れた『箱庭』からようやく抜け出した麻衣子と浩之は、笑いあって握手を交わしたのでした。
箱庭夫婦～私たちはただ愛したかっただけ～9巻（最終回）【ネタバレあり】感想
様変わりした洋
洋、あんなにイケメンだったのにえらい変わりようですね。
中身は相変わらずのクズですが……。
み、見た目が、なんていうか、太いし丸い！
そしてこの姿で麻衣子を口説きにかかるとか笑える。
確かにこれじゃあ麻衣子と仲直りどころか、女性を口説くこともできませんね。
（もしかしてそのために麻衣子は洋を太らせたのかな？）
まあ、もう洋の犠牲になる女性が出ないなら、ひと安心ですけどね。
クズはクズのまま
クズ同士、洋と美羽は復縁して幸せに……となるはずがありません！ ですよねー！
洋は家を売られたことにも気づかず、美羽はくるみちゃんを置き去りにして警察沙汰。
これで麻衣子は洋と家を手放せたし、浩之は親権を取れそうだし、まさに丸く収まりましたね。
しかし、ここまで計算していた麻衣子、マジでスゴイな。
浩之の言う通り、実は麻衣子って一番敵に回しちゃいけないタイプの人なのかも……（恐）
2人の約束
色々（本当に色々）あった麻衣子と浩之だけど、最後はお互い笑顔を見せていたことにホッとしました。
「またいつか愛する人ができるといいね」っていうのは、麻衣子の心からの願いですね……。
しかし最後のコマ、もしも再びクズを愛してしまったら「また同盟を組みましょう！」「そうね！」だって。
いや、2人とも仲良いな！
配偶者の不倫という修羅場を乗り越え、すっかり『同志』となった麻衣子と浩之。
2人のこれからが幸せであることを願ってやみません。
麻衣子、浩之、頑張れー！
まとめ
箱庭から自由になった2人は、これからどんな道を歩んでいくのでしょうか。
でもあれだけの修羅場を経験したんだもん。きっと何があっても大丈夫ですよね。
読み終わった今、一番声を大にして言いたいことは、
「麻衣子最強」
です。うん、思った以上にメンタルが強い人だった（真顔）
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